40周年記念事業について

第10回Joint S&E Forum

 

このForumは2003年に高等学校コンソーシアム京都の協力のもと、第1回を開催し、参加者の皆様から大変高評価を頂き、以来、毎年11月に開催して参りました。本年は記念すべき10回目を数えることになったと同時に、私達京都洛南ライオンズクラブも結成40周年という節目を迎えることとなりました。
従来、参加校は6校(府立高校3校、市立高校3校)で開催してまいりましたが、本年は記念すべき年であると言う事もあり、規模を少し大きくして行いたいと考え、私立高校からの参加も含め8校の参加で去る2012年11月17日に開催いたしました。このForumは午前中の第一部では、各高等学校から現在取り組んでいる課題やその成果についてのプレゼンテーションを行い、その後参加者からの質疑応答を行いました。記念講演をはさんで午後からの第二部を、私たちはForumのメインだと考えていますが、6人から8人の生徒が各テーブルに別れて座り、そのテーブルには私達ライオンズメンバーが一人ずつ加わり昼食をとりながら高校生と企業経営者であるライオンズメンバーが膝を交えて現在の学校生活や将来の夢を語り合い、また卒業後の進学や就職についての不安等にも相談に乗りつつ私たちの経験談も聞いていただき、親しく和やかな雰囲気の中で色々と話し合いを致しました。話し合いの終了後には各テーブルから代表の生徒が壇上に上がり、どんな話し合いが出来たのかどんな感想を持ったのかを全参加者の前で発表しました。
Forum終了後には毎回、生徒たちにはアンケートを書いて頂いていますが、今回も「このForumに参加して良かった次回もぜひ参加したい」という答えが圧倒的に多かったことを知り、私達京都洛南ライオンズクラブメンバーも今年もまたこのForumを開催して本当に良かった、来年もまた是非開催したいと大変勇気ずけられました。


結成40周年アクティビティ部会長 髙山省吾 記

 

「地域子育てサロン」への支援

 

私達京都洛南ライオンズクラブのサービスエリアである南区において社会福祉協議会が進めている福祉活動のひとつに「地域子育てサロン」があります。近年ニュース等で目にする事が多い問題に、子育てに悩む母親、その挙句の果ての幼児虐待や育児放棄等、日本の将来を考えるとき、大変心配なことが多いのが事実であります。この「子育てサロン」は小さな子供たちを持つお母さん達が子供と一緒に集まり、一人では解決の難しい子育てに関する悩みを話し合い情報交換を行い、より健全で楽しく、夢のある子育てに役立てて頂くという主旨で開設されたものでありますが、私達京都洛南ライオンズクラブではこの主旨に賛同し、同サロンで子供たちが、母親や他の子供達と楽しく遊ぶための遊具等の購入支援を行うことを決定し、去る2012年12月17日に会長、幹事、PR委員長が出席し、その贈呈を行いました。
このおもちゃで遊ぶ子供たちが将来の日本を背負う立派な青少年に育ってくれることを夢見つつ、その一助になることを願っています。


結成40周年アクティビティ部会長 髙山省吾 記

 

南三陸町ソーラー街頭寄贈

 

一昨年の3月11日、東北地方は未曾有の大震災に見舞われ、私たちの想像をはるかに超える多くの尊い命と莫大な財産を一瞬にして失いました。あの悲しく切ない光景は、私たちの脳裏に焼きついて決して離れることはありません。
あの日から間もなく2年が過ぎようとしていますが、現状はまだまだ復興とは程遠い状態にあり、被災された多くの人達が仮設住宅で不自由な生活を強いられ、今もなお厳しい冬を過ごしておられます。
私達京都洛南ライオンズクラブでは、たとえどんな小さなことでも被災された人達のお役に立てないものかと考え、震災以来、数名のメンバーが数回にわたり南三陸町を訪れ、京都洛南ライオンズクラブという小さな団体ではあるが何か出来ることがあるにちがいないと社会福祉協議会やNPO法人の方たちと協議を重ねるうちに、仮設住宅に通じる道が未だに街灯も無く、夜は真っ暗で特に部活などを終えて帰宅する子供たちには大変危険な状態であることを知らされ、8箇所の仮設住宅に通じる道にソーラー街灯を設置することを決定いたしました。
去る2012年11月27日には、会長、幹事はじめメンバー7名が再び南三陸町を訪れ、ソーラー街灯の設置落成式に出席いたしました。
この小さな灯が、暗くて危険な道を明るく照らすと共に、今もなお仮設住宅で不自由な生活をされている被災者の方々の心をも、少しでも明るくしてくれればと願っています。

 

結成40周年アクティビティ部会長 髙山省吾 記

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